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「ももたろさん」第一回

こんにちは。5期生ゼミ長の荒井です。
今年度も後半に突入!ということで当ブログもパワーアップしてお送りしたいと思います!

今回からのお題は、「リレー小説」!
18人のゼミ生を5・4・5・4に分けて、それぞれのグループで完結する話をリレー形式で繋いでいく、という企画ですが、事前の相談もないままスタートとなるので、はったつもりの伏線が無かったことにされていたり、突然前回までのちょいキャラが自然消滅、といったトラブルもあるかもしれませんが、個性溢れるゼミ生がお送りする、予測不可能なストーリー展開をどうぞお楽しみください。

ルールは一つだけ!
一つのストーリーのなかで、「オトナ」というキーワードを入れること。
あとはやりたい放題です。

それではスタートです!



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夢を見る。
追いかけられる、誰に?

分からない。
憶えていることは一つだけ

アマい香りがする・・・。


そこで意識が途切れた・・・



大橋美香子は、病院に勤めている。
病院といっても、大学病院のような大きなものではない。住宅地の中にある、小さなクリニックだ。
仕事には不満はない。総合病院で働いている同期も少なくない。焦ったこともなくはないが、膨大な仕事量に忙殺されるぐらいなら、小さな病院にいたほうが気が楽でいい。身分相応だなと思った。

そんな美香子の最近の悩みのタネは「夢」だ。
変な夢を見る。誰かに追いかけられる、でも誰に追いかけられているかは分からない。振り返ろうにも振り返れないのだ。
憶えているのは、何か甘い香りがするということ。景色も真っ暗なので手がかりはないが、不思議と不快感は感じないのだ。


ある日、電話がかかってきた。
友人の佐奈からだ。
彼女は、大きな総合病院に勤めている看護師だ。美香子にとっては、社会人になっても連絡をとりあっている数少ない友人の一人だ。

「ねぇ~、美香子~、今週末暇~?どこかへ出かけようよ~」
「あ、えっと・・・、いいけど・・・」

今週末から一週間は、クリニックもお盆休みだ。
せっかくの休みは家で録りだめしたドラマの消化に専念したいのだが・・・

「いいよ・・・」と美香子は返事した。いや、するしかなかったのかもしれないけど・・・。

「やったー!えっとね、行く場所は決めてあるんだよー」
「どこよ?」
「ヒミツよー、あ、ヨウスケ君とザッキーも連れてくから!細かいことはまた連絡するねー!」
「え?ちょっとなんでヨウスケがっ!」



切れた・・・



「あいつ今頃テンパってるんだろうなぁ、フフッ」
電話を一方的に切ったあと、深山佐奈は笑っていた。
高原洋介と、宮崎文太は佐奈と美香子と高校時代からの友人だ。

「今度こそ、あいつらくっつくかなー」
今回の週末の小旅行は、美香子とヨウスケのためにセッティングしたものといってもいい。
はたから見ててイライラするほど、告白する度胸のない二人を今度こそ・・・!

ザッキーは、数合わせ、運転手役として招集。ま、ヤツにとってはこれがベスポジっしょ!

そんなことを思いながら、佐奈は布団をかぶり、
電灯を


切った・・・





週末-----

「おはー!」
「おはよう、佐奈。ヨウスケとザッキーは?」
「二人なら車まわしてきてるよ。おっ来たー。」

乗用車が二人の前に現れた。どうも駅前でレンタルしてきたらしい。

「おいっす!ミカコちゃん、おひさー」
運転席から出てきたのは、ザッキー。一言で言えば、お調子者だ。イヤなやつじゃないけど。

「久しぶりだな、ミカコ。元気してたか。」
後ろから登場したのは、ヨースケだ。
ザッキーとは対照的で、口数も少なく、決して愛想が良いとは言えない。
しかし、そんなところが美香子にとっては彼女の素を見せられる理由の一つになっているのかもしれない。

「そこのコンビニで菓子買ってから、出発しようぜー。」
ザッキーの提案でお菓子と飲み物を買った後、一行は車へ乗り込んだ。

車内では、美香子はヨースケと共に後部座席に座った。

「何よ、せっかく気を利かせて隣同士にしてあげたのに・・・」
助手席に座る佐奈はボソッと呟いた。

「そういえば、私たちどこに向かってるの?」
「そっかー、美香子には話してなかったよねー。ドキドキミステリーの旅よー。」

佐奈の話によると、かの有名な桃太郎伝説発祥の地に行くのだとか。

「佐奈、この前テレビでやってたオカルト特集に触発されただろう。」
すかさず、ヨースケが突っ込む。
「せっかくのお盆だし、ヒンヤリ体験しましょうよ。」
笑いながら答える佐奈。
一行は、賑やかな雰囲気で、車を目的地へ進めた、はずだった。




数日後・・・
いや、何日経ったのかは分からない。
胸が苦しい、呼吸がしにくい。病院に勤めていナガラ、ハzuカシい・・・

あれ、あtaまがああ、いたィイイイイ。舌もうまく回らないいいいyayaya

「顔でも洗おう」と声に出さず、洗面台へ向かった。

顔を洗い終わり、タオルで顔を拭き終わった後、いつもの調子で鏡をみようと顔を上げると、そこに「私」はいなかった。
そこにいたのは・・・


「もモたろ・・・さん・・・・・?!?くあgふぁあjjがg」

そこで、大橋美香子の意識は

「切れた」。



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というわけで、第一回終了です!
ここから話がどう展開して、どんな結末を迎えるのか、誰にも分かりません!

お話しの続きは、井上さんにバトンタッチ!

どうぞお楽しみに!
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