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そろそろ「遠く」へ行きたい!

卒論日記2周目、本日の担当は石塚です!

1周目に引き続き、「女子旅の定番はどのように変化してきたのか?」というテーマで研究を進めています。
研究の概要はこちらの記事を参照してください~。

卒論発表会が3日後に迫る中、現在も調査データを見ながら傾向を分析したり、仮説と論証が一貫するように頭を悩ませています、、!

『an・an』と『non・no』の調査に関しては、雑誌内の旅行に関する特集記事や連載記事をメインに以下の項目を調査してきました。
・タイトル
・記事の種類(巻頭ファッションページ,読者による投稿,観光地の提案か否かetc..)
・取り上げられている旅先
・記事の文体
・写真の特徴
・誰との旅を想定しているか
・期間  etc...

調査の結果、年代ごとに女子旅を提案するテーマの傾向が変化していること、そしてそれらは大きく3つの時代に分かれていることが分かってきました。すごく簡単に説明すると、70~80年代前半は、「旅に行くこと自体が目的」とされることが多く、80年代後半~90年代にかけては「目的のある、個性的な旅」を提案するようになり、2000年代以降は「週末など短期間で、自分へのご褒美のための旅」が旅の主流になっていると考えられます。しかし、この辺りは調査結果とにらめっこしながらまだまだ考察が必要です、、!!


さらに、前回はまだ手を付けられていなかった女子旅ウェブサイトの調査も現在進めています。
鉄道会社や旅行会社、出版社が運営する17サイトを調査しており、雑誌調査の項目に加え、以下の項目も調査しています。

・サイトのコンセプト
・ターゲット層
・コンテンツ内容

2000年代以降は鉄道会社や旅行会社などもWEBでの宣伝活動を積極的に行うようになり、女子旅サイトはファッション誌のようにお洒落なレイアウトのサイトが多く眺めているだけで楽しいサイトばかりでした。さらに、サイトごとに明確なターゲットを明示しているものが多く、中でも「働く」女性をターゲットにしているサイトがほとんどということが分かりました。

サイトの作りに関しては、どのサイトも「旅の目的から選ぶ」や「誰と行くかで選ぶ」など、多数の旅行商品や記事から閲覧者にベストなものを簡単に選ぶことができる仕組みになっており、現在はその選択肢や商品・記事の傾向をまとめている段階です!


まだまだやることがたくさんありますが、発表会に向けて全力で準備したいと思います!!

次の担当は李くんです^^
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「オレのこと 一番好きじゃなくてもいい」

 そんな寂しいこと言わないで…!とついついヒロインに感情移入しながら論文を進めています。本日の担当は岩谷です。
 
 私の研究対象は題名の通り、「二番手男子」、論文の中ではそのような登場人物を『当て馬男子』と名付け、彼らのキャラクター分析をしています。一巡目の卒論日記では、この『当て馬男子』の定義付けと、作品内での立ち位置を明らかにするためのランク付けについて説明しました。

今回はそこからもう一歩、調査内容に踏み込んでみようと思います。

 卒論テーマは、「2000年代の恋愛もの少女マンガにおける『当て馬男子』−パターン別にみる男性当て馬キャラクターの傾向とその役割−」です。
 恋愛もの少女マンガということで、読者層・発行年月・作品テーマの傾向ともに同等な『別冊マーガレット』(以下、別マ)『別冊フレンド』(以下、別フレ)『ベツコミ』を対象誌に選びました。この別冊3誌の2000年〜15年分、完結した連載作品のみを調査対象としています。

 別マ32作品、別フレ27作品、ベツコミ27作品、連載・読み切りを含めた合計86作品に『当て馬男子』が登場します。その中で連載作品は78作品、そして当て馬ランク付けから調査対象外であるCランク男子を除く74作品を今回の調査対象作品とし、自主作成したデータシートに基づいて調査・分析をしました。

 この研究で明らかにしたいことは、『当て馬男子』とヒーローである『本命男子』に対照性は存在するか、そしてヒロインの恋愛パターン(姿勢)によって『当て馬男子』の「当て」具合はどれほど変化するのか、の2点です。
この2点を明らかにするために、①身体表現 ②言語表現 ③行動表現 ④心情表現 の4つに分類し、『当て馬男子』と『本命男子』の容姿や行動にパターンは存在するかどうかを確かめています。

①身体表現では、
髪色、髪の長さ、髪型、目、体型、(当て馬と本命の)身長差、年齢差、服装、装飾品、家柄、といったキャラクターを構成する要素を、

②言語表現では、
一人称、ヒロインの呼び方、告白の有無、告白の話数、ライバル宣言の有無、当て馬的発言の有無、などをセリフを基に収集し、

③行動表現では、
登場話数、ヒロインとの関係性、(当て馬と本命)2人の関係性、無理やりのキスの有無、を

④心情表現では、
性格、内語表現、ライバル視の描写の有無、といった要素を作品の展開に沿って抜き出しました。

このようにデータシートに情報が蓄積されていくと妙な達成感が得られます。
順調に思われたデータ収集作業でしたが、調査を進めていくにつれて私はこう思いました。




「このヒロイン、腹立つな。」




というのも、連載が長期化するにつれて、辛い時になぐさめてくれた心優しい『当て馬男子』と付き合った挙句、最終的には『本命男子』とヨリを戻すヒロインがいたり、初期設定では『本命男子』であったにも関わらず、恋に恋していた状態のヒロインによって『当て馬男子』と立場が入れ替えられてしまったり、というように、ヒロインの気持ち次第でキャラクターの立ち位置が変化してしまう作品が少なくないことに気づいたためです。

これを考慮して、ヒロインの恋愛パターン(姿勢)別に『当て馬男子』の当て馬らしい行動、つまり物語の展開の中でどれくらいキーマンとなって「当て」ることができているかどうかをいくつかの作品を例に挙げて分析をすることにしました。

【パターンA】好きなのは◯◯くんだけ
 木下仁菜子パターン…『ストロボエッジ』(別マ)

【パターンB】辛い時に優しくしないで
 高橋七美パターン…『僕等がいた』(ベツコミ)

【パターンC】ごめんなさい 好きな人がいます(できました)
 遠藤千夏…『天然ビターチョコレート』(ベツコミ)

【パターンD】そんなに想われていたなんて…
 上村仁菜…『隣のあたし』(別フレ)

【パターンE】そんなに好きって言われたら気になっちゃうじゃない
 花田蘭…『HANADA』(別マ)

以上5つがヒロインの恋愛パターン(姿勢)というように大まかに分けられます。
これについては第3章の後半部分に詳しく書いていきたいと思っています。



 そして今後さらに詰めていく部分としては、『当て馬男子』、『本命男子』の調査データを年代別、雑誌別、当て馬ランク別、ヒロインの恋愛パターン(姿勢)別に分析し、見方を変えることによって2人の男子それぞれの傾向やパターンが掴めないかという作業を進めることです。『できるゼロからはじめるエクセル超入門』を傍らに慣れないエクセルと奮闘中です。

 発表会まであと5日…これぞ!と言えるような『当て馬男子』の傾向を掴むべく、もっともっと粘ります!
がんばれ私!もう少しの辛抱だよ!当て馬男子!

さて、
2人の男子に対照性は存在するのか?
当て馬男子の恋が報われないのはなぜか?
容姿に問題あり?はたまた行動に問題あり?
その答えは発表会までのお楽しみに〜!ということで、今回はおしまいです。



次の担当は、一緒に本場のタイ料理を食べに行きたい、
女子旅のエキスパート♡石塚さんです。よろしく〜!^^